すすむがたまに行く都内の某店舗型ファッションヘルス、いわゆる箱ヘルには女性の黒服(店舗スタッフ)さんがいます。
年齢は40歳ぐらい。ちょっとムッチリしていますが、そこそこ美人。40~50代専門熟女店で出会えたら当たり!と、ほとんどの人が喜ぶと思います。
受付でお金の出し入れをやっているおばちゃんは、あちこちで結構見かけますよね。
しかしその箱ヘルの女性黒服さんは、受付だけではなく、パンツスーツ姿で他の男性黒服さんと同じ仕事をこなしています。
風俗でスタッフとして働く女性が増えていると、読んだり見たりしたことがありましたが、実際目の前にいるとなかなか新鮮。
すすむは常連ですから、その女性黒服ともすぐ顔見知りになったので、ちょっと話を聞いてみました。
「昼間の仕事をやっていた時期もあったけど、基本はずっと風俗だったんですよ。デリ、箱ヘル、ソープ、エステ。
一通りやったけど、いつか身体を壊しそうだなと思ったし、目標の貯金額に届いたのでスパッと辞めました。貯金に手を付けないように生活費を稼げればと思って、今のお店に転職した感じですね」
40を過ぎて人妻専門デリヘルで働いた時期もあったそうですが、思ったより稼げなかったのもきっかけの一つだったそうです。
一時は高級ソープで働いていた時期もあったと言っていましたので、単価の違いなども大きかったんでしょう。
「女性向けの風俗求人サイトがあるじゃないですか。ああいうサイトって風俗嬢やキャバ嬢の求人がメインですけど、最近は内勤スタッフの求人も多いんですよ。
『月給●●万から!あなたのキャリアを生かしませんか!?』みたいな。その辺を適当に見ながら応募したら人手が足りなかったみたいで、すんなり決まりました」
昼間の仕事をやっていた経験があるとはいえ、風俗1本だった時期は、履歴書では空白期間となってしまいます。昼の仕事に戻るのがなかなか難しかったという事情もあったそうです。
さて、具体的にどんな仕事をこなしているのでしょうか。男性黒服との違いはあるものなのでしょうか。
「仕事は受付、電話の応対、清掃、女の子の管理ですかね。同姓ということで、店長なんかには『女の子の相談には乗ってあげてね』とよく言われています。
いや、お店に不満を言うだけで良かった風俗嬢時代と比べて聞く方は大変ですよ、ワガママも多いし(笑)。ただ、たまに『相談に乗ってくれてありがとう』と感謝されるので、それだけで許しちゃうんですよ、我ながら単純ですけど」
ちなみに実技講習の講師役を担当する傍ら、さらに客に受ける宣材写真や写メ日記のコツなども教えているのだとか。大活躍です。
「風俗嬢として最盛期だった頃に比べると、収入は数分の1に減ったし、勤務時間も意外と長いから大変ですよ。でもまぁ、病気の心配もないですし。経験を生かした仕事ですから、悪くない仕事なのかもしれません」
風俗で働く風俗嬢のセカンドキャリアという観点からも、現役風俗嬢のテクニック・接客向上に期待できるという観点からでも、元風俗嬢の黒服さんというのはアリだなと思いました。
きれいな人なので人妻・熟女店で出会いたかったような気もしますが、彼女のような女性黒服の活躍に期待したいと思います。