いつもの人妻デリヘル店で、いつものベテランデリヘル嬢と気持ちよくプレイ。
ただ、呼んだ時間帯だけはいつも違ったおかげか、「今日はこれでラストなの」とのことだったので、プレイ後に初めて一緒にビールを飲みながら雑談を交わしました。
1人暮らしの自宅に嬢を呼んでいたのですが、すすむはオタクなので、フィギュアとプラモデルとマンガしか置いていないコレクション部屋があります。
普段から扉を閉めていない部屋なので、どこかのタイミングで部屋をのぞいたのでしょう。嬢は「あの部屋、すっごいね~」と笑い、「今度、おすすめのマンガを貸してよ」と続けました。
もちろんいいよと応じると、嬢が「でもね、もっとすっごい部屋、変な場所に呼ばれたことがあるよ」と言い出したのです。
おもしろそうだったので、「それでそれで?」とうながしたところ、嬢は酔いに任せていろいろと話してくれました。
嬢はブランクを挟みつつ、10年近くもデリヘルを続けているベテランさん。興味深いエピソードをたくさん披露してくれたので、いくつか紹介してみます。
タワーマンションや豪邸には呼ばれたくない!?
高級デリヘルで働いた時期には、六本木や西麻布のタワーマンション、広い庭を備えた豪邸にも呼ばれたことがあったとか。
居心地はよさそうだし、経済的に余裕がある客が多いでしょうし、嬢にとってもいい思い出があるのかなと思いましたが……
「庭が広くて、車を降りてから玄関口までやたらと長かったり、タワーマンションでも自動ドアが3つも4つもあったりしてさ。移動が面倒くさいから、ホテルに呼ばれた方が楽」
「タワーマンションに住んでいる男って、何で決まって夜景を見せたがるのかな。『素敵!』って、デリヘル嬢が感動すると思っているのかな?」
「何か大型のペットを飼っていて、広くてきれいなマンションなのに生臭い家もあったよ。うなり声が聞こえて不気味だった」
「チップを弾んでくれる客もいれば、セコくてがっつく客もいる。いいお客さんと嫌なお客さんの割合は、中堅ぐらいのデリヘルと意外と変わらないかな」
などと、思いのほか評価は辛口でした。
あと、「広い家は廊下とかお風呂場が寒くて嫌」とも言っていたので、広い自宅へデリヘル嬢を呼ぼうとしている方は注意しましょう。
シティホテルで警備員に止められる
「すっごい恥ずかしかった!」と怒りながら、教えてくれたエピソードです。
都市部のシティホテルは、意外なことにデリヘル嬢でもノーチェックで部屋まで行けるケースがほとんど。
ところがある程度遅い時間になると、フロア全体を施錠してしまうホテルも一部にはあるのだそうです。カードキーがないと他のフロアへ移動できなくなる、オートロック形式ですね。
嬢はエレベーターを降りたところで警備員に止められ、客室につくまで1時間近くもかかってしまったそうです。
しかも呼んだ客はシングルからツインの部屋に変更を余儀なくされ、料金の差額を支払ったのだとか。大変ですね。
シティホテルで深夜にデリヘルを利用する際は、誰でも利用できるホテル内のバーやラウンジで待ち合わせ、というのがスマートな手段のようです。
昭和の名残を感じる、元「連れ込み宿」のラブホテルも!
「地方に出稼ぎに行ったときなんだけど。広~い敷地に、5~6畳のベッドルームにお風呂とトイレがセットになった離れみたいなのが10個ぐらいパラパラと建っている、というところに呼ばれたこともあったよ。
あれってラブホテルなのかな?庭は広いんだけど、夜だったから真っ暗で怖かったし、部屋は古くてボロいし、虫もすごかった……」
嫌そうな顔をしながら、こんな話もしてくれました。
ラブホテルがまだ「連れ込み宿」と呼ばれていた頃、地方には広い敷地を生かした、こういった作りの連れ込み宿がありました。
連れ込み宿は、もともと広い庭を備えた料亭の跡地などに作られるケースが多かったようです。
その後、古い建物を取り壊してラブホテルになったり、土地を売却したりして、連れ込み宿の名残がある施設は、どんどんと姿を消しました。
嬢が呼ばれたのは、おそらく建物をそのまま利用してラブホテルに転向した、珍しい元連れ込み宿のラブホテルだったのでしょうね。
ちょっと行ってみたいなと、すすむ的には思いました。
なお、デリヘルNGのビジネスホテルに呼びつけられた上に、「何とか頑張って突破してくれ」と客から無茶振りされ、フロントの前をほふく前進で通り抜けようとして見つかったり。
いわゆる汚部屋や、工事現場にあるプレハブの仮眠宿舎、幽霊が出るという噂があるラブホテルにも呼ばれたり……。
嬢はパンチの効いたエピソードをたくさん聞かせてくれたのですが、キリがないので一旦ここまでとします。