女体が大好きで、普段は少ない給料から風俗費を捻出して遊んでいるわけですが、ふと「女性専用性感マッサージ」のマッサージ師になれれば、女体を触ってお金をもらえるんだ!と、思いつきました。
超人的なテクニック・体力が要求されるAV男優や、それなりのルックスやコミュニケーション力が必要とされるホストになるのは難しいと思います。
でも「女性専用性感マッサージ」のマッサージ師だったら、ワンチャンあるのではないか。ちょっと調べてみました。
まずは朗報です、性感マッサージ師とは正規に認められた職業ではありません。たとえば鍼灸師のような資格の所持を求められることがないんです。
つまり誰でも性感マッサージ師を名乗ることは可能なんです!!
ちなみに、エスティシャンも、その職業につくために公的な資格などは必要ありませんが、民間団体が認定する資格は多数あり、専門のスクールなどが存在します。
エステ店はたくさん存在していて、競争も激しいため、各企業・各店舗とも施術のクオリティーを上げようと必死。それなり以上に技術の研鑽が必要となりますが、男性向けでも女性向けでも“性感”マッサージは、まだ敷居が低いといえるのかもしれません。
女性よりも厳しい労働条件の数々……
さて、誰でも簡単に女性専用性感マッサージ店のマッサージ師になれることは分かりましたので、次は男性向けナイトワーク求人サイトを見てみました。ですが、まだ女性専用性感マッサージのマッサージ師の求人情報は出ていませんでした。
しかし、女性専用性感マッサージ店のHPを個別に見ていくと、マッサージ師を募集している女性専用性感マッサージ店をいくつか見つけられました。
その内容が興味深かったので、共通していた内容をいくつかまとめてみます。
ちなみにお店はどれもデリバリータイプ。マッサージやエステに興味がある方、時間を守れる方、といった一般常識的な表記は除外します。
・完全歩合制
どの女性専用性感マッサージ店もほとんど完全歩合制。またランクによってその歩合が変わってくるというシステムが多いようです。
女性向け風俗求人情報ではよく見かける、「日給保証○○円」「最低保証○○円」といった文言は見つけられませんでした。厳しい。
・年齢は20~40代
思いのほか受け入れ年齢層は幅広く、20~40代が基本で、50代もOKというお店もありました。
しかし、容姿に関する注文は厳しく、応募時点で写真(しかも自撮り)を求めている女性専用性感マッサージ店がほとんど。
しかも判を押したようにどこも「清潔感」「身だしなみ」「きれい好き」といった表記がありました。女性は本当に清潔感という単語が好きなんだなぁと思い知らされます。
・性欲をコントロールできる
こちらも、定型文のように各女性専用性感マッサージ店で触れていました。
マッサージ以外のエロいこと、指や口、時には電マやローターを使っていた女性専用性感マッサージ店が風営法違反などの容疑で逮捕された、といったニュースがしばしば見受けられますが、やはり各店とも相当警戒しているようです。
働く側が登録料を支払うケースも!
また興味深かったのが、働く男性側が女性専用性感マッサージ店に講習代、あるいは登録料として、5万円前後のお金を払うケースがあることでしょうか。
登録料・講習費・備品支給代などと説明されていますが、個人的には「女性を気持ちよくさせるテクを学びたいだけで、本気で働く気はない」という男性を弾くための措置ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
また女性専用性感マッサージ店のプレイ料金は、1時間9,000~1万円前後と、男性向けのデリヘルと比べると安価です。
講習代のことや完全歩合制であることを考えると、相当なイケメンでないとガッポガッポと稼ぐことは難しいでしょう。しかも性欲を押さえ込まなくてはいけません……。
ということで、そんなおいしい話が転がっているわけはないよね、どの道でもプロとして稼ぐのは大変だ、というオチとなりました。
一部男性向けデリヘル店には、「客の男性がひたすら女性をマッサージするだけ」というコースもあるみたいなので、すすむはそこで我慢しようと思います。